【しらす】
・・・材料・・・
■釜揚げしらす 1パック
・・・作り方・・・
■沸騰したお鍋にしらすを入れて1分程煮込む
※塩抜きが目的になります。試食してみて塩気が抜けているか確認しましょう。
また煮込みすぎると臭みが増してしまうのでご注意を。
■ざるにあけて水分を切ってからミキサーかブレンダーへ、若干お湯を加えつつペースト状になればOK
「しらす」はたんぱく質、カルシウムを多く含んでいて鉄分も豊富なんです。
離乳食初期ごろから気を付けたい鉄分不足の解消に役立ってくれて、また身体作りにも欠かせない食材になります。
是非とも赤ちゃんには大好きになってもらって、すくすくと心も身体も大きくなってもらいたいですよね。
でも、しらすの独特の風味から赤ちゃんがあまり好きになってくれないというママさんの悲鳴が実は多いんです。
我が子もそのままでは風味が強すぎるのか喜んでは食べてくれません。
そんな時はお粥と混ぜてあげたり、かぼちゃやほうれん草といった甘みがある食材と混ぜると食べやすくなります。
- いつ頃から食べられるの?
しらすは離乳食初期(5ヵ月~6ヵ月)から取り入れる事が出来ます。
具体的には離乳食をスタートして大体2週間後あたりからお豆腐などのたんぱく質食材を加えていき、お豆腐になれてきたら次のステップとして白身魚にチャレンジしていきます。
離乳食初期に食べられる白身魚は「ヒラメ」「カレイ」「タイ」「しらす」など様々ありますが、中でも消化しやすい「しらす」がお魚デビューとしてはおススメ。
しらすには「生しらす」「釜揚げしらす」「しらす干し」「ちりめんじゃこ」と種類がありますが、違いは水分の保有量。
離乳食初期は水分量の多い、「生しらす」か「釜揚げしらす」を選択しましょう。
我が家では離乳食18日目から取り入れました。
鮮度が落ちやすいので買ってきたら、なるべくその日のうちに加工調理するようにします。
やむなく後日に調理する場合は、賞味期限内であったとしても必ず鮮度を確認しましょう。
【鮮度の確認方法】
1.臭み
匂いを嗅いで生臭さはないか?
(新鮮なしらすは臭みがありません)
2.色
体の色が黄色がかっていたり形が崩れていないか?
(新鮮なしらすは色が白くすっきりとしていて体に張りがあります)
3.水気
しらす全体から水分が出てべちゃっとしていないか?
(新鮮なしらすは水々しくピチピチしています)
上記が少しでも確認できたら、傷みが進んでいるか食べ頃が過ぎている証拠です。また、見た目に明らかな異常が見られなくても、お年寄りの食事や離乳食に使用するのはなるべく避けるようにしましょう。
- 保存方法はどうすればいいの?
「しらす」は冷凍保存がおススメです。
■塩抜き後の「しらす」
ペースト状に加工してからフリージング容器に小分けして入れておけば必要な時にすぐ取り出せて、電子レンジ600w 1分程ですぐ食べる事が出来ます。
塩分を抜いてしまっているので1週間以内を目途に食べきるようにしましょう。
■塩抜き前
買ってきたパックからラップに小分けに平たくして包み、ブリーザーバックに入れて冷凍保存します。
この時、空気は可能な限り抜いておきましょう。
そうすることで保存期間は1ヶ月程度まで伸ばすことが出来ます。
※冷凍保存した食材全般に言えることではありますが一度、解凍した物の再冷凍はしないようにして下さいね。
- アレルギーが心配なんですが
「しらす」自体はアレルギーの心配が少ない食材になります。
ただ「しらす」を購入する際に入っている容器に稀に「カニ」や「エビ」が混じっていることがあり、知らず知らず食べてしまいアレルギーが出る可能性があります。
「カニ」、「エビ」はアレルギー表示の特定原材料に含まれていると共にどちらも離乳食完了期から食べ始める食材ですので、混入していたら取り除いてから調理するようにしましょう。
初めて与える際は必ず小さじ1杯から与えて数時間様子を見ましょう。
ポイントとしては下記の症状がないかを確認しましょう。
■全身の症状
- 意識混濁
■皮膚の症状
- 湿疹
- じんましん
■消化機能の症状
- 下痢
- 嘔吐
■呼吸器系の症状
- 呼吸がゼーゼーと荒い
このような症状がみられたらすぐに掛かりつけの病院に相談をしましょう。
例えアレルギーと診断されたとしても向き合い方は必ずあります。
お医者さんと相談しつつ前向きにつきあっていきましょう。